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ときには先回りする調達で、
モノづくりを止めない。
田中 信栄 調達/2018年入社

私の仕事内容

材料の発注と受け入れ。
在庫リスト作りにも挑む。
調達のおもな業務は、材料の発注や受け入れです。
設計から渡された製品ごとの部品一覧をもとに、在庫があるかを確認し、必要な分を発注します。私の担当はボルトやナット、ガスケット、パッキン、塗料で、20~30社ある仕入れ先の中からその材料を扱う数社に見積もりを依頼。金額を比較したり、ときには価格交渉をしたりして、仕入れ先を決定します。先輩は積極的に行くタイプですが、私はもともと電話だけでも緊張するタイプ。「この金額でどうですか?」と相談するスタイルで交渉しています。
最近では、在庫管理用のリスト作成にも自主的に取り組んでいます。以前の製品で仕入れて使わなかった材料が、次の製品で必要になった場合に、在庫の有無やどこにあるかを、時間をかけず確認できるようにするものです。設計や現場のスタッフと話し合いながら進めています。

ここがやりがい!

先手を打ち、
前職経験を活かして、
現場に貢献!
発注は基本的に設計や現場の依頼を受けて行いますが、在庫がゼロになってから発注したのでは、製造がストップすることもあります。業務進捗状況と在庫状況を把握し、あらかじめ注文しておいて、急に必要になった場合に「その材料ならあるよ」と自信を持って答えられたときは、「助かったよ、ありがとう」と言ってもらえました。自分なりに手を打ったことが功を奏した満足感は大きかったですね。
また、発注した材料が届くと検品をしますが、自分が発注したもの以外に、別の担当者が発注した鋼材や加工品のチェックも担当しています。前職が非破壊検査の仕事だった経験を活かして、寸法や接合の角度などを測定するのですが、精度が出ていないものを見つけて、つくり直しをお願いしたことも。そんなふうに前職スキルが役に立つ手応えも味わっています。

当社の自慢とみなさんへのメッセージ

頭を柔軟にして、
風通しのいい会社で、
自社製品を世に出そう!
在庫管理リスト作成のように、仕事で「こうした方がいい」と思ったことは、すぐに試せる、とてもやりやすい環境です。社内には部署を超えて助け合うチーム意識があり、「加工のスタッフが早く仕事を終えると、組立を手伝う」といったことも普通です。私も入社直後は組立を経験しているので、調達に配属された今でも、組立を手伝うことができます。調達の社員が不在のときには、営業スタッフに助けてもらうこともあります。
そんな風土の職場から、自社製品を世に送り出せることは大きな魅力。私は、前職が検査という世に出ることのない仕事だったので、強くそう思います。大手企業とも取引があり、可能性はどんどん広がっている最中。モノづくりが好きな人には魅力的な会社です。